住んでいる都道府県と市区町村に納める、2つの地方税を合わせたものをいいます。
住民といっても個人だけではなく、法人にもかかります。なお、個人の住民税は市区町村分のみです。
個人の住民税は、会社に勤めている会社員であれば、毎月の給料から天引きされ、勤務先が本人に代わって各市区町村に納めることになっており、これを特別徴収と呼んでいます。
一方、会社を退職した人は、各市区町村から郵送されてくる納税通知書に従って、本人が直接納めることになっており、これを普通徴収と呼んでいます。
法人にかかる住民税、法人住民税も地方税の一種です。
個人の場合とは異なり、都道府県に支払うものと、市町村に支払うものに分かれます。
また、会社の利益に応じてかかるもの (法人税割) と、
会社の利益に関係なくかかるもの (均等割) に分かれています。